シャンプーで抜け毛が出ても必ずしもハゲているというわけではない。

特に薄毛を気にしている男性だと、「抜け毛」=「ハゲ」という印象があるかもしれません。特にシャンプーで洗髪したときは抜き毛が多く出るため、これをハゲの兆候と考えてしまう方もいます。

ところが、健康な人間であっても、毎日何十本かの髪の毛は抜け落ちています。また、髪の毛が抜けてしまった毛穴からは永久に毛が生えてこないのではなく、また新しい髪の毛が伸びてきます。

今回は抜け毛のメカニズムと、男性型脱毛症(AGA)に特有の抜け毛についてまとめています。

人間は1日に平均70~150本の髪の毛が抜ける

人間の毛髪はヘアサイクルと呼ばれる周期に従って成長し、抜け落ち、そしてまた新しく生えて成長するサイクルを繰り返します。

ヘアサイクルは成長期(4~7年)、休止期(2~3週間)、そして退行期(3~4ヶ月)の三つの時期からなりますが、このうち成長しきった髪の毛が抜け、新しい毛が生え始めるのが退行期です。
古い毛髪は、下から新しく伸びてきた髪の毛によって押し出されるように毛穴から抜けます。

健康な人間の髪の毛では、10%が退行期にあると言われています。つまり、髪の毛全体の1割がいつ抜けてもおかしくない状態にあるわけです。

そして実際に、毎日平均70~150本の毛髪が抜けて落ちています。本数にばらつきがあるのは、季節や健康状態などの要因によって、抜け落ちる本数が変わるからです。

結論を言えば、だれでも毎日抜け毛は発生するものです。ハゲることを恐れるあまり、抜け毛に過剰に反応する必要はないので安心してください。

シャワーで抜け毛が多いのは普通

抜け毛が目立つのはシャワーやお風呂で髪を洗ったとき。人によってはかなりの抜け毛があるので、びっくりすることもあるかもしれません。

ですが、洗髪時に抜け毛が多いのには理由があります。

退行期を迎え、下から新しい毛が生えつつある髪の毛はいつ抜けてもおかしくないのですが、それでも毛包の中にしっかりと収まっている状態です。

手で触ったりして物理的な刺激を与えなければ、そのまま抜け落ちずに留まったままの毛髪も少なくないでしょう。こうした髪の毛が残った状態で洗髪を行えば、頭に物理的な刺激が加えられることで抜け落ちずにいた退行期の毛の多くが抜け落ちることになります。

シャンプー時に抜け毛が目立つのはこうした理由からです。髪を洗ったときに抜け毛が気になっても、多くの場合は気にする必要がありません。

一方で、男性型脱毛症(AGA)の兆候となる抜け毛もあり、そのような抜け毛が増えている場合には注意が必要です。

男性型脱毛症(AGA)の兆候となる抜け毛は?

AGAになるとヘアサイクルの成長期が短くなり、太く長く成長する前に髪の毛が抜けてしまいます。

そのため、AGAが進行してくると、短く縮れた細い抜け毛が増えます。このような抜け毛が増えた場合、AGAの可能性があるので要注意です。また、抜け毛だけでなく、頭頂部や前頭部で髪の毛が薄くなっている部分に、短く縮れた細い毛が増えることもあります。

ここで気を付けたいのは、成長期の途中で何らかの理由で成長が止まって抜けてしまった毛、つまり短く縮れた細い毛は、AGAではない人であっても少しは存在することです。

短く細い抜け毛があればすぐにAGA、というわけではないので過剰に心配する必要はないですよ。

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