進撃のAGA―育毛剤で薄毛を駆逐!

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AGAの基礎知識

皮脂が多いとハゲるのは本当か?皮脂とテストステロンの関係について

髪の毛が薄くなった頭部が皮脂でテカテカに光っていると、いかにも「ハゲ」という感じがしますよね。

皮脂が多いとハゲるという説はかつて育毛サロンなどで盛んに謳われましたが、今でも割と耳にします。皮脂が多いと本当にハゲるのでしょうか?この説について検証してみました。

皮脂が多いとハゲるという説の根拠

プロペシアが育毛剤として承認される前(2005年)のこと、かつての育毛サロンでは皮脂がハゲを引き起こすとして、盛んに皮脂除去の育毛ケアを宣伝し、売り込んでいました。

詳細な理屈はサロンによって異なりましたが、その説の根拠は、皮脂が増えると毛穴が塞がり、髪の毛の成長が阻害されるというもの。

毛穴を塞ぐ皮脂は「ケラチン・リング」や「フタ」、「各栓用物質」などの名前で呼ばれ、ハゲを引き起こす原因とされました。

そのため、多くの育毛サロンでは、皮脂を除去するための施術を中心に行っていました。このような背景があるため、皮脂が多いとハゲるという認識を持っている人は今でも多いのではないでしょうか?

しかし、現在の最新の研究では、この説を誤りとする見解が主流となっています。

男性型脱毛症(AGA)と皮脂の関係

男性型脱毛症(AGA)によって薄毛になるのは、5αリダクターゼによって還元されたジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉男性ホルモンが、髪の毛のもとになる毛母細胞の細胞分裂を阻害するからです。

このメカニズムは頭皮の下に存在する毛包内部で起きており、基本的には頭皮の外部環境は関係ありません。

つまり、AGAによる薄毛はホルモンの作用によって起こるのであり、どれほど皮脂が多く分泌され、毛穴を覆ったとしても、それで進行性の脱毛が起きることは考えにくいです。

一方で、AGAを引き起こすジヒドロテステロンには、皮脂の分泌を増加させる作用があることがわかっています。

つまり、皮脂が多いから薄毛になるのではなく、AGAになって薄毛になると皮脂が増えるというのが正しい認識です。原因と結果が逆になっていますね。

髪の毛の成長を抑え込むほど皮脂が毛穴を覆うことはありえるのか?

それでも、AGAによって皮脂が増えると、薄毛が悪化しないかという心配はあるかもしれません。

かつて育毛サロンが盛んに説明したように、皮脂が毛穴を塞ぐことで髪の毛の成長が阻害されることはあり得るのでしょうか?

これについて、管理人は今のところ確かな証拠を示した資料を見つけられていませんが、少なくとも専門的な医学書やAGA関連の文献で、毛穴に詰まった皮脂が髪の毛の伸びを阻害するとした記述は読んだことがありません。

そもそも、皮脂の分泌腺は毛穴につながっており、分泌された皮脂は伸びてくる髪の毛によって外部に出るようになっています。伸びてくる髪の毛を押さえつけてしまうほど強固に皮脂が毛穴を塞いでしまうとはちょっと考えにくいですね。

また、健康な人であれば、シャンプーをすれば皮脂は流れ落ちてしまいます。皮脂自体は頭皮の保護に必要なものなので、シャンプーの後は再び分泌されて通常の状態に戻ります。

結論:現状では皮脂がAGAのような薄毛を引き起こすことはないと考えてよい

体質や生活環境によって皮脂が増えることはありますが、皮脂が薄毛を引き起こすことは現在の研究ではほぼ否定されています。

一方で、AGAになると皮脂の分泌が増えることがあるので、薄毛が気になったときに皮脂も増えている場合は要注意です。ただし、この場合も皮脂がハゲを引き起こしている場合ではありません。

そもそも皮脂は頭皮の保護に必要なものなので、過剰に皮脂を除去しようとするのは逆に頭皮環境を悪化させてしまいます。

また、頭皮の皮脂が少なくなると、体は皮脂を増やそうと分泌量を増加させます。これでマズいと思ってますます皮脂を落とそうとシャンプーの回数を増やしたりすると、悪循環に陥ってしまうので気を付けましょう。

もちろん、皮脂が多いと髪の毛がベタついてへなってしまいますし、薄毛が進行した状態だとますます薄く見えてしまいます。また、単純に脂っぽくて気持ち悪いということもあるでしょう。

適切な範囲内であれば、シャンプーなどで皮脂を落とすのも問題ないので、評判のよいシャンプーなどを選ぶとよいでしょう。また、皮脂が過剰に分泌されないような生活を意識することも効果的です。

皮脂と脂漏性脱毛症について

皮脂が多いからと言って、前頭部や頭頂部が次第に薄くなっていく、進行性の脱毛を引き起こすことはありません。

しかし、脂漏性脱毛症と言う、皮脂が原因となって起きる脱毛症はあります。あまりにも過剰に皮脂が分泌されて頭皮が炎症を起こすと、脱毛が起きてしまいます。

とは言え、脂漏性脱毛が起きるほどの過剰な皮脂分泌は、それほど頻繁に起きるものでありません。また、治療によって皮脂の分泌を抑えれば、髪の毛は再び生えてきます。

割合としてはAGAの方が圧倒的に多いと言えます。なので、あまり過剰に皮脂を問題視しないようにしましょう。

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